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先日の進捗状況

『薄井沢夏の家』1週間ほど前の進捗状況です。

玄関ドアがようやく取り付きました。難しいお仕事を要求していますので、製作、建付け共に御苦労をおかけしておりますが、上手な方は皆さんご年配?になってまいりまして…若手の方になかなかバトンを渡せないようですね!何とかして頂きたいところです。

さて、この木製ドアは框ドアで、板張りの部分がフラッシュ構造です。

半円の部分は仮に合板が入っておりますが、グレーの合わせガラスが入ります。材種はピーラー(ダグラスファー)ですが、なかなか良い具合に目が積んでおり、最近のピーラーにしては上物です。

ガラスの入る額部分は打合せ時に原寸を描いて決定しましたが、製作は苦労されたようですね。

玄関ドア

ポーチ下より。
ポーチ下より。
ちょいズーム。
ちょいズーム。

袖格子

リビングダイニングの大黒柱際とトイレ入口脇に取り付いた袖格子です。

もちろん建具工事ですが、これまた御苦労をおかけした様子!

柱に他の部分に取り付ける建具が持たせかけているので、全体のコンポジションが分かりにくいですね。

カメラは普通のデジカメなのでちと手ぶれピンボケです。まぁ…プロのレンズを使って撮った建築写真と比べたら、写真より本物の方がずっと良いので現物を観たときの感動はありますが、前掲の建築写真だと、その真逆もありですね!

さて、この繊細な袖格子は先に製材した日光杉で木取りしました。

見付巾18mmでアキが12mm、見込みが60mmで上下、中貫計4本で振れ止めとしております。格子は目隠しの意味合いがありますので透けて見えすぎる様なディテールはNGですね。

リビング側より。
リビング側より。
トイレ脇の天井取り合い。
トイレ脇の天井取り合い。
床取り合い。
床取り合い。
袖格子ディテール。
袖格子ディテール。

和室『螺鈿の間』

和室の壁が塗り始まりました。まだ乾いていないので色が黒いですね。

建築はオーケストラと一緒なので、いろいろな職種とのコラボレーションが同レベルのアンサンブルを奏でないと、良いハーモニーになりません。

それぞれの仕事がそれぞれの仕事を引きたて合って成立します。

つまり、大工さんが上手なだけでは成立しないと言うことですね。

床の間と南開口部。
床の間と南開口部。

床脇部は落し掛け上端高さで落ち天井になっておりますが、この床の間側は一般的に無目等見切り材を入れますが、一気に軽快感が無くなります。つまり野暮ったいのですね。なので究極の3mm見付木口表しとなる訳です。

当然練り付け合板ですが、木口も同じ柾目で練り付けます。

床脇落ち天井の木口。
床脇落ち天井の木口。
落ち天井ディテール。
落ち天井ディテール。

以上、進捗状況でした。次回は完成時となります。